フォトスタジオがフォトブックにトライ

7月22

アマチュアを対象にしたフォトブックがたくさんあります。
写真がデジタルになって・・・
というより、スマフォ1台で、いつでも、どこでも、誰でも、簡単に、何枚でも、綺麗な写真が撮れるようになりました。
一方ネットとフォトブックメーカーの環境も整い、簡単にしかも安価でフォトブックが作れるようになったのです。
それを写真館の商品に取り入れることはできないかと最近考えるようになりました。

今までは最高レベルで綺麗なプリントを提供することをポリシーとしていたので、アマチュア用のフォトブックなど思いつきもしませんでした。
でも、フォトブックの品質を粗悪とみるか「まあまあ」だと思うかで考え方が変わります。
試しに取り組んでみることにしました。

最初につまずいたのはページ数の少ないフォトブックがないことです。
ネットで調べると多くが最低が16ページからでした。
写真館の仕事でやっていると婚礼スナップは別として、普段は8ページ前後位が多いのです。
16ページを埋めるとなると写真が足りません。
なかなか8ページの壁を破るのが困難でした。

そこで見つけたのが本来は16ページフォトブックながら、8ページまで減らして作れるフォトブックです。
ちなみにページを減らしても値段は16ページと同じです。

とりあえず8ページの見本を作りいろんなお客様に見ていただきました。
そこで一番感じたのは、画質に関するクレームが少ないことでした。
もちろん全員ではありません。
やっぱり今までの綺麗な写真の方が良い方という方もいます。
せっかく写真館で撮ったのだから、という理由も多く耳にしました。

でも、お客様の反応から新しい商品（写真）の入れ物としてフォトブックの可能性を感じました。
今までの撮り方をした写真を入れてもあまり意味がないとも思いました。
16ページを埋めるとなると新しい発想が必要です。
そこがスタート地点になるはずです。

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米沢市の写真スタジオ「サカヰ写真館」(サカイ写真館）
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50ページフォトブックに挑戦モデル撮影会

7月13

先日、写真館グループでの撮影会をやりました。
メンバーは各地で写真館を経営しているカメラマンです。
不定期的に各地のメンバーを回り、研修会や撮影会をやっているのですが、今回は私が幹事。
100ページの写真集への挑戦、とテーマを掲げて米沢で撮影会をやることになりました。
100ページともなると相当ハードルが高く難題です。
諸事情も重なったりして、結局は50ページの写真集への挑戦になりました。

10ページ程度の写真集を作るのと、50ページ、100ページでは発想を変えないと作れません。
でも、発想を変えることは意外と難しいことです。
ついつい、今までの習慣や発想でシャッターを切ってしまうのです。
必要以上に撮影したつもりでも、いざ、編集してみるとまだまだ写真が足りません。
同じような写真が多かったり、縦位置と横位置バランスが悪かったり、フレーミングに問題があったりと問題が山積みです。

これもやってみて分かること。
後日、メンバーの作品を集めてモデルの感想を聞く予定です。
楽しみです。

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花祭りの園児の集合写真は真剣勝負

6月9

昨日は午前中はスタジオの撮影、午後は花まつりの撮影に行ってきました。
花祭りとはお釈迦様の誕生日を祝う祭りです。
主催は米沢仏教興道会。
同会が運営する仏教系保育園の園児たちが稚児行列やお遊戯などを披露する行事です。
それで具体的な仕事は稚児に扮装した園児の集合写真と、お遊戯が終わってからお遊戯の衣装での集合写真です。
これが意外にハードな仕事なのでした。

子供の集合写真は人数が多くなればなる程難しいものです。
保育園や幼稚園の入園式、卒園式などもすんなりは行きません。
ちょっとした工夫やコツが必要です。
今回もお祭りとあって着飾ったり、ちょっとした化粧をしたりで気分は高まっています。
また撮影の時になると背後や周辺に父兄や親族、お友達などの熱気も感じます。
それがお遊戯が終わるたびに次から次と続くのでした。

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中体連新人戦　卒業アルバムの撮影　米沢市南陽市高畠町川西町

9月23

昨日、今日と中体連の新人戦の撮影に行ってきました。
複数の会場で同時進行なので、一人や二人ではカバーできません。
何人かで手分けしての撮影になります。
経費もかかるので新人戦は撮影せず、3年生の春の大会のみ撮影する業者も多い様です。
いや、私が回った会場では他のカメラマンを見かけなかったので、ほとんどの写真館がそうなのかもしれません。
でも、本来は卒業アルバムは3年間の記録であるはずです。
という訳で私も駆り出されました。

昨日の朝は雨。
9時から開始予定の野球場に一応出かけました。
案の定、会場には誰も来ていません。
予定通りにいかないこと、現場に行ってみないと分からないことはいつものことです。
早速、次の予定の会場へ向かいました。
天気予報は昼から晴れ。
予報通り、サッカーを撮影する昼前には青い空がちらほら見え始めてきました。
撮影していると、突然連絡が入り午後に野球の試合が始まるとのこと。

行ってみれば、今度は朝の雨が信じられないほどのジリジリ日差しなのでした。

さて今日も、今日しか試合のない競技が離れた会場で並行して行われました。
スタジオの予約を午後に回して今日も撮影に出かけてきました。

昨日、今日に限らず撮影が重なることはよくあります。
そんな時はフリーのカメラマンにお願いしています。
このブログをお読みの方で「カメラの腕に覚えあり」の方がいらっしゃれば声を掛けてみて下さい。
なんかの機会に仕事をお願いするかもしれません。
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卒業アルバムの撮影の話　山形県米沢市の写真館

9月14

写真館の仕事の一つの分野として卒業アルバムがあります。
学校との打ち合わせや、撮影、それに編集や印刷会社とのやりとりなど日々仕事があります。
でも、このブログでは久しぶりの話題になるかもしれません。
というのも、ブログの筆者（私）が主にスタジオ撮影を受け持ち、卒業アルバは息子にほぼ任せているからです。

でも、行事が重なるのは日常茶飯時にあります。
今回も修学旅行と宿泊研修が重なり私も駆り出されました。

スタジオ撮影は大方が人物撮影なので技術的専門分野になります。
それなりの機材や装置、ポートレート撮影のノウハウが必要です。

一方、卒業アルバムは総合的な知識と技術が要求されます。
当然、ポートレートがあります。
スポーツ撮影があります。
各種発表会は舞台撮影です。
四季の校舎風景などは建築写真、いや、風景写真でしょうか。
それに、天候や場所や時間帯によっても臨機応変の対応が求められます。

今回もキャンプファイアの終わるまで、野外、屋内、野外と丸々1日の撮影になりました。

でも、昼は野外でのカレー、夜は手作りのうどんを頂いてしまいました。
これなんかは卒アルの仕事ならではの体験かもしれません。

余談になりますが、昔、修学旅行に私が行っていたころは
「仕事で何度も修学旅行に行けるのは羨ましい」
などとよく言われたものですが、いやいやそういうものではございません。
仕事となるとかなりハードなものでございます。

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iPhone6で撮影、スマフォでどこまでできるか

6月30

日本で初めて「プロカメラマンのスマフォ撮影会」

日本で初めてと言い切ってしまいましたが、異論、反論があればすぐに改めます。
反論あるまでは日本初と言い切っておきましょう。
個人や友人での撮影会くらいは頻繁にあると思いますが、プロカメラマンのスマフォ撮影会となると聞いたことがありません。

日本初を目指すのが目的ではないのですが、面白そうなので、
私が仲間のプロカメラマンに呼びかけ本格的なモデル撮影会を一週間前の6月23日、米沢でやってみました。
きっかけはインスタグラムでありました。

 iフォンは優秀なデジカメ

私がインスタグラムをやり始めて約2ヶ月が経ちまます。
一口でいえばインスタグラムとは写真の投稿サイトです。
説明は省略して、携帯で撮影に投稿をやって気付きました。
スマフォの優秀なカメラ機能です。
個人的にはiPhone6ですが・・。
動画はかなりのレベルだし写真もそこそこ以上です。
どこまでやれるのか試したくなりました。

やってみて気付いたこと

当たり前なのですがレンズが広角でパンフォーカスであること。
画面を指で広げて画像を大きくすると望遠にならなくとも中望遠気味になります。でも、レンズが望遠になったわけではないのです。
広角のパンフォーカスの画面がただ拡大されただけなのです。
望遠レンズの特徴のボケ味は全く期待できず、ただ単に画像が荒れるだけなのでした。
携帯画面で見る限りは問題ないのですが・・・

感想は他にもたくさん書きたいのですが、どうしてもマニアックな写真論になってしまいます。
ボケ味ってなんなの・・と聞かれたら
私の説明限界を超えています。

なのに、やってみて気付いたこと

それは可能性です。
iPhone6にボケ味の限界があれば違うカメラでやればいいのです。
写真＋動画＋スライドショーの世界は
ほとんど限りない暗闇なのですが
暗闇の向こうに・・・
・・・

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多ポーズ撮影と選んでもらうシステムの誕生

11月26

4×5からブロニーの時代になりました。
と書いても部外者には何のことやら分からないと思います。
写真館の昔話を書いていて、4インチ×5インチのフイルムから
6センチ幅のフイルム（ブロニー）の時代に変化した頃の話です。

何が一番変わったか？

コストの面は当然ですが、4×5と一番違うのは連写が出来るようになった事です。
35㍉カメラまでは自由が利かなくとも、フイルムの枚数を気にしなくてシャッターが切れるようになった。
また、一方の流れとして前回までのブログに書いた「カジュアル写真」がありました。
それが融合してスタジオの記念写真もお客様に選んでもらうシステムが誕生しました。

当初はお客様に選んでもらう事に抵抗があった方も相当います。
でも、どんな商売もお店の都合では進まない。お客様の指示する方へと流れてゆきます。
次第に1枚、2枚のセットから多ポーズが一般的になり
ブック式アルバム（写真集）の商品が次々と生まれるようになります。

まだまだアナログ時代

デジタル化はまだ先の話。
まだまだ、アナログの時代です。
選んでもらうシステムの当初は密着プリント（ベタ焼き）でした。
それがテレビ（モニター）で見て選べるようになります。

今思えばひどく原始的でした。
下から光を当てた白い版にネガフイルムを乗せ
それをビデオ（アナログ）で写し、テレビで見る仕掛けです。
もちろん、ネガをポジに変換するのですが・・・

今、当たり前の事が・・・

ほんの数年でがらりと変わる事がたくさんあります。
携帯電話、そして、スマフォの登場で写真や映像の世界は
急速にめまぐるしく変化しています。

この話は長くなるので止めますが、
今当たり前の事も当初はいかに非常識だったか、
また、紆余曲折があっての事を思い出しました。

今日は私家版ストリートビュー

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ワードプレスのブログって結構大変です

10月3

ブログは現在、アメーバー、ライブドア、FC2と3つ書いています。
もっとも、この3つは内容はほとんど同じで中身も気楽なものです。
日々の出来事を箇条書き程度に書き、写真や動画を添えれば
それで済んでしまいます。
でも、ワードプレスでは他のブログと性格が違うのだそうで
他のブログの使い回しは避けるべきで
まして、コピペなどは原則禁止・・・
などと聞くと書く前にちょっと立ち止まってしまうのでした。

無料ブログはワードプレスの誘導口。
気楽な内容でかまわなくて、
ワードプレスでは専門性、多少はまともな事、
読んでためになること・・・

などと言われると益々どうしたものかとなるのでした。

さて、このワードプレス
固定ページに
「赤ちゃん・キッズ」「入園・入学」のページを加えてみました。
統一感に掛けバラバラですがやりながら考えるしかないと
思っているところです。