アーカイブ | 7月 2016

ポケモンGOで考えてみる世代別映像論

単なるゲームではない

これは単なるゲームではない。
2016年7月22日は世代が大きく変わった瞬間かもしれない。
ポケモンGOをやってみてそのように思ったのでした。
生まれた時(あるいは物心つく頃)に「有ったか、無いか」で世代を語られる事があります。
これから産まれる人は成長してもポケモンGO的ゲームに熱中するとは思えません。
つまり象徴的な現象の以前と以後で世代を分ける事ができるのです。

高校生が生まれた頃

では、今まさに盛り上げている人々はどんな世代なのか。
映像の観点に絞って振り返ってみます。
15〜16年前、高校生が生まれた頃にどんな事があったのか。

2000年。
ちょうど生まれる頃にJ  PHONEが登場しました。
携帯で写真が撮れるようになった年です。
写メールという造語が生まれました。
携帯電話で写真を撮ってメールで送られる、当時にとっては画期的なことでした。

2007年にi Phone の登場です。
物心がつき小学校に入学する頃です。
説明がいらない位の社会的変化だったと思います。
映像面で考えればまさに時代の分岐点でした。いろんなことが同時に起こります。
You Tubeが日本語対応になったのも2007年。
2008年には本格的な動画が撮影できるデジカメ(キャノン EOS 5D Mark Ⅱなど)の発売。
追うようにi Phoneで動画が撮れるようになったのが2009年です。
生まれた時にi Phoneはなく、物心がつく頃に出会い成長した世代です。
i Phone世代と呼んで良いかもしれません。

映像の歴史を遡ってみる

ここで一旦、映像の歴史をいきなり遡ってみます。
映画館まで出かけて、金を出して映画を見る時代がありました。
当時の人々は映画の世代です。
やがて、テレビの時代へ。
個人的な話になりますが、私は生まれた時にテレビがなく成長とともにテレビを見て育ったテレビ世代になります。
今の時代には想像できない程テレビに夢中になったことを覚えています。
映像は茶の間で見られるもの、そして、何よりも只になったのです。
映画の衰退は目に見えていました。

やがて生まれた時にテレビがあった世代になります。
彼らが熱中したものはTVゲームではなかったでしょうか。
じつは、気付く人が少ないのですが、ここで映像の本質が大きく変わったのです。
見るだけ(受動的)だった映像が自分で操作できるようになったのです。
ファミコンが発売されたのが1983年。
この日を境にというのは大袈裟にせよ、映像は操れるものに変化したのです。
映像を指先で操る少年少女、ファミコン世代の誕生です。

その後に生まれ、成長したのがi Phone世代と言えます。

以前の世界には戻れない

映画館から茶の間へ
有料から無料へ
受動的から操作へ
そしてi Phone登場で映像のあり方だけでなく世の中の仕組みまで変わりました。
i Phone後の変化については多くの方々がいろんな形で論じていますのでここでは省略します。
そんなところにポケモンGOが登場したのです。
それで何が変わるのか、変わったのか。
賛否両論、評価はまだ定まっていません。
でも、今までの流れから推測すれば「もう、ポケモンGO以前には戻れない」のです。

程々にゲームに興じながらしばらく注目していこうと思います。

投稿日: 2016年7月29日 カテゴリー: 未分類

成人式振袖を準備するとしたら

理想は振袖の購入

成人式の振袖を準備するとします。
まず考えられるのが購入です。
自分の欲しいものを自分の好みでコーディネートする。
一番豪華で贅沢で理想です。

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振袖を自前で揃えることはステイタスにもなります。
ただ、何度着るか分からないものにそんな高価なものはどうだろうかという考え方もあります。
そんな方はレンタルを検討することになります。

レンタルには二つの選択肢

レンタルには二つの選択肢があります。
一つはオーダーレンタル。
新作展示会で最新の新柄の生地で選んでいただき、その方の身丈に合わせてお仕立てする方式です。
一番のメリットは時代の最先端の新柄で新作の振袖。
自前の衣装にはならないのですが、成人式では購入と同じ条件になります。
また、価格も購入とは雲泥の差があります。
デメリットは先にも書きましたが自前にならないことと、普通の振袖レンタルよりちょっとだけ高価なことでしょうか。

二つ目は普通のレンタルです。
すでに着物に仕立て上がっている物のレンタルで価格はずっと抑えることができます。
ネットで調べれば限りなく安価なものまであります。
ただ、正絹か化繊かの確認は必要かと思います。
素材によって価格が違うからです。
また、作られた年代(時代遅れのデザインや在庫処分)や、いわゆる訳ありB反(ビータン)かどうかも要注意です。
安ければ良い、どうせ分からないという考え方もあってレンタルの振袖には価格の幅が大きいのが現状です。

サカヰ写真館では品質と信用を基本にレンタルをしています。

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第三の選択肢「ママ振り」

じつは、今の成人式のお母さんは一番目に書いた振袖を自前で揃えた方が多い世代なのです。
呉服屋さんが全盛の時代で今の様に品質にバラツキがなく、品物として結構良い物を持っている方が多い様です。
今、お母さんの振袖「ママ振り」が注目を集め始めているのです。
ただ、どうしてもデザインが過去の物です。
逆にそれが今となって時代が一周して目新しかったりします。
判断はそれぞれでしょうが、現場で写真を撮っていて確かにお母さんの振袖で撮る方が増えてきています。
「ママ振り」がこれからのキーワードになることは間違いなさそうです。

写真館でなら実現できる

お母さんの立場とすれば、何度も袖を通していないし、高価な良い品物だし着せてみたい思いがあるはずです。
一方、やはり最新の振袖を着せたい気持ちも大きいはずです。
でも、成人式は一日の行事で両立できません。
それが写真館でなら実現できるのです。
記念写真も残すこともできます。
ママ振りについてのご希望、相談、質問、ご意見などあれば気楽にお問い合わせください。

 

山形県米沢市周辺(東置賜郡川西町、高畠町、南陽市、長井市、西置賜郡飯豊町、小国町、白鷹町、福島市、喜多方市、会津若松市)でスタジオ記念写真、動画、レンタル着物、ドレス、卒業アルバムなどのお問い合わせはこちらから。

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