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デジタルカメラの歴史から考える

デジタルカメラの黎明期

Wikpediaで調べてみました。

1975年、発明したのはコダックです。
しかし、ご存知の通りデジタルの普及に対応しきれず倒産してしまいました。
皮肉なものです。
でも、当初はここまで進歩、普及するとは誰も思っていなかったはずです。

商品が生まれるまで発明から15年かかります。
1975年、初めて市場にデジタルカメラが現れました。
「Dycam Model 1」モノクロ9万画素。定価995ドル。
誰が使ったんでしょうね。
仕事ではほとんど使い物にならないでしょうから、高い玩具くらいの感覚でしょうか。

1993年、それからわずか3年後「FUJIX DS-200F」39万画素の登場です。
定価本体22万円、別売充電池2万円、16MBフラッシュメモリ6万5千円。
性能で言えばまだまだフイルムにはかないません。

1995年、それから2年後にプロ用デジカメ登場です。
7月、キャノン「EOS DCS 3」130万画素。定価本体198万円。
9月、ニコン「E2/E2s」130万画素。「E2」定価110万円。「E2s」定価140万円。
12月、キャノン「EOS DCS 1」600万画素。定価本体360万円。

なんか、この加速するスピード感ってドラマですよね。

写真は話と関係なく成人式の前写しから。

写真の歴史はカメラとともにある

説明するまでもなく写真の歴史はカメラの歴史でもあります。
湿板から乾板、そして、フイルムへ。
また、カットフイルムからロールフイルムへ。
また、カメラも連写ができる自動巻き上げ・・そうそう、モータードライブと言いました。懐かしい言葉です。
話が横道にそれますので軌道修正。

写真業界もデジタル化で大きく変わりました。
フイルムの時代、特にカラー化になってからはラボ全盛の時代もありました。
ほんのちょっと前くらいに感じます。
そして今は、一般的にはデジカメよりスマフォの時代です。

例えばiPhone7の性能は
1,200万画素、手ぶれ補正機能付き6枚構成レンズ、4K撮影ビデオ、・・・
いや、これはカメラではないのです。
スマフォの一部の機能なのでした。

写真館も変化が求められる

写真を撮るだけだったら誰でも綺麗に簡単にできるようになりました。
写真館も激流に飲み込まれています。
答えはないのですが変わらなければなりません。

 

山形県米沢市周辺(東置賜郡川西町、高畠町、南陽市、長井市、西置賜郡飯豊町、小国町、白鷹町、福島市、喜多方市、会津若松市)でスタジオ記念写真、動画、レンタル着物、ドレス、卒業アルバムなどのお問い合わせはこちらから。

サカヰ写真館の成人式撮影の様子を動画で紹介しています。
こちらでご覧下さい。

米沢市の写真スタジオ「サカヰ写真館」(サカイ写真館)
米沢市中央2-2-12
TEL 0238-23-3094
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投稿日: 2017年3月9日 カテゴリー: 成人式

振袖は購入かレンタルか、いつ頃に決めると良いのか

どれくらい前から振袖を準備すれば良いものでしょうか。
最近は2年前、早いと3年くらい前から振袖のDMやら案内がお客様の手元に届くようです。
品物にこだわるなら先手必勝。
ただ、毎年、新作が出るわけであまりにも早く決めるのも考えものです。
また、購入するかレンタルするかでも違います。

購入の場合

一生の買い物になりますので情報は早めに、また、十分に集めた方が良いでしょう。
おおよそ各メーカーから新柄が発表されるのが12月頃。
京都で業者向けの展示発表会がありそこからの流れになります。
当然、成人式が1月という前提で新柄は2年先の設定です。
2年前から1年前にかけて決めるのが一般的です。
でも米沢の場合は5月なのでタイムラグがあります。
12月に発表された新柄を翌年5月に選んで十分間に合うし、逆に、最新の物が目当てなら2年前より1年前がベストタイミングとも言えます。

レンタルの場合

新柄生地から選ぶオーダーの場合と仕立て上がった着物から選ぶかによって違います。
オーダーレンタルの場合は新作のレンタルになるので購入と全く同じ考え方になります。
仕立て上がったものをレンタルする場合は品質も価格もピンキリで、何を基準にするかで決まります。
ネットレンタルなら1週間前でも間に合うかもしれません。
ただ、値段も柄や品質もそれなりにということであればやはり2〜1年前くらいが理想です。
早いほどたくさんの中から選べるので選択肢の幅が広がります。
半年を切るとちょっと不安といったとこでしょうか。

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投稿日: 2017年3月5日 カテゴリー: 成人式

振袖はどれくらい前から決めるの?

成人式の前写しが続いています。
米沢の成人式は5月なのでちょうど今ころから多くなってきます。
振袖を決めるのが第一段階、前写しが終われば大きな山場を越えたことになるのでしょうか。
あとは、当日を待つだけです。

どれくらい前から準備すれば良いか

さて、来年、再来年とこれから成人式を迎えられる方は、いつ頃から準備をすれば良いかと悩まれる方も多いのではないでしょうか。
最近は2年前くらい、早いと3年前くらいから振袖のDMやら案内がお客様の手元に届くようです。
品物にこだわりのある方は先手必勝なのは間違いありません。
ただ、毎年、新柄の新作が出るわけであまりにも早く決めるのも考えものです。

早めに情報を集め2年から1年半前までに決めれば安心、最新の新柄がご希望なら1年前の展示会で決めても間に合います。
ただし、1月が成人式という前提なので、米沢の場合はタイムラグを見た方が良いかもしれません。

どんな選び方があるか

まずは、購入するかレンタルするかに分かれます。
ここではレンタルについて書いてみます。

一番リッチなのはオーダーレンタルです。
新柄から選んでお客様の身丈に合わせて仕立てます。
購入と同じで流行の最先端の着物が着られます。
展示会で実際に生地を見ながら選ぶ段取りになります。

次に仕立てあがっている振袖から選ぶ方法があります。
お値段もずっとリーズナブルです。
ネットレンタルでは10,000円を切るものさえあり、品質から値段までピンキリです。
どの辺を基準にするかはお客様の判断です。

第3の選択

購入、レンタルの他にもう一つの選択肢があります。
姉妹で共有、親戚から借りるなどです。
今、密かに見直されているのが母の着物(ママ振り)です。
基本的にいずれも購入した衣装なので高価で品物もいいはず。
コーデ次第で見違えるように活用できます。

「ママ振り」について

ママ振り(お母さんの振袖)が見直されているのは、お母さんの世代は購入する方が多かったからです。
品物は高価なのにただ眠っている、それをなんとか活用できないかという流れがあるのです。
そして、母親の気持ちとして娘に着せてみたい気持ちも大きいはずです。
ただ、やはり新しい物も着せたい。
それではどうするか。
成人式では両方は無理ですが写真なら両方着て撮ることができます。

2着の振袖で記念写真はいかがでしょうか。
これも相当贅沢なことだと思います。

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投稿日: 2017年3月2日 カテゴリー: 成人式

右手でピース、左手で丸印、これで二十歳のV サカヰ写真館の定番です

右手でVサイン、左手で丸、これで2と0に見立てて20歳のVサインです。
写真スタジオでVサインの写真ですかと訝る方もいらっしゃるかもしれません。
でも、サカヰ写真館では定番になっていてます。
結構人気があってプリントしてくださる方も多いです。

昔は成人式の写真はポーズをとってきちんと撮る、それしかありませんでした。
次第に多ポーズなり、さらには多シチュエーションの時代になります。
そんな時に考え出したのが20歳のVサインでした。

また、ハタチの頃、夢中なこと、熱中していること、頑張っていること、まあ、なんでもいいんですがそれが分かる物と一緒に撮ってみたいと思ったりしました。
実際に楽器を持ったり、スポーツの道具を持って撮ったりもしました。
でも、残念ながら普及までは至っておりません。
まあ、振袖はどんな色や柄にするかから始まり、帯、草履、バックなどの小物のコーディネート、髪型や髪飾りなどなど、細部まで気にかけることが山ほどあります。
そこに、こちらの思いを説明して、理解していただいて、実際の撮影までとなるとちょっとした労力がいるのでした。

これが今、二分の一成人式でやっている取り組みに繋がっています。
二分の一で撮影した方が成人を迎える時には、もっとすんなり実現するのかもしれません。

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サカヰ写真館の撮影の様子など最新の動画で紹介しています。
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投稿日: 2017年2月27日 カテゴリー: 成人式

成人式の前写し ボケ味も写真の表現 米沢市の写真スタジオ

初期の頃の写真は動けばボケるものでした。
フイルム(あるいは乾板、種板、その昔は湿板)の感度が低く、また、レンズの明るさ(この辺は専門的なので流して読んでください)もなく、撮影される人はじっとしていなければなりませんでした。

昨今、カメラの性能は飛躍的に良くなりました。
また、日々、信じられないくらい進化し続けています。
ご存知のように携帯で写真も動画も普通に撮れる時代です。
写真はボケないものになったのです。
今は誰でも綺麗に写真が撮れるのです。

そうなると、ボケ味の写真が新鮮に見えてくるのは面白いことです。
明るいレンズ(絞りの開放値・・、流してください)、言い直せばプロ用の機材が必要になります。
また、感度、絞り、シャッタースピード、明るさなどの関係(露出)の知識と技術が求められます。

長々と書けば書くほど分かりにくくなりそうですね。

シンプルに結論。
成人式は前写しがオススメです。

投稿日: 2017年2月25日 カテゴリー: 成人式

成人式は前写しがお薦め。成人式当日撮影の方は早めのご予約を

前写しが進行中です。
前写しとは撮影のためにお支度するシステムです。
お支度が2度になるわけですので費用が掛かるわけですが、それでもお薦めする理由があります。

その1 まずは時間的余裕

お支度も時間に追われることなく、ヘアメイクなども相談しながら進めることができます。
当然、撮影の時間もゆっくりと十分取れます。
ライティングも微妙に調整したりイメージによって背景を変えたり、また、アウトドアの撮影も可能です。
また、家族での撮影なども前写しに限ります。
親子で撮ったり、兄弟、または祖父祖母との1枚などの思い出の組み合わせも自由にできます。
家族のカメラでの撮影、携帯でのスナップの時間なども十分にあります。

その2 品質のクオリティーも上がります

当日撮影は品質が悪いというのではありません。
ただ、当日は時間に制限がありマニュアルに沿った効率的な撮影になってしまいます。

その3 心の余裕

1回目はシミュレーションといえます。
前写しのお支度の際、気づいたことがあれば当日のお支度に生かすことができ、あるいは前写しはクラッシックに、当日は祭典風に派手気味になどど雰囲気を変えることもできます。
お楽しみが2回というわけです。

サカヰ写真館では衣装レンタルしていただいた方は前写しのお支度代が無料です。
詳しくはこちらをごらんください。

 

投稿日: 2017年2月24日 カテゴリー: 成人式

成人式の不思議な定番、ショールとVサイン 

ふと、思い出して昔買った写真集を引っ張り出してきました。
昔と言っても発行は2011年。
写真集の題名は「成人式」あるいは「SEIJINSHIKI』。
著者、あるいは、カメラマンはシャルル・フレジェ。
改めて写真集の帯を見てみると恐ろしい様なコピーが綴られています。

>ユニフォームをテーマに、スポーツや学校、軍隊などを撮影したポートレートのシリーズを発表するシャルル・フレジェによる最新作「成人式」収録。

まあ、この辺は良いとして

>着物、ファー、Vサイン。シャルル・フレジェが成人式に見たものは、単なるエキゾティズムを超え、現実と夢、意味と無意味、生と死との邂逅だった。・・・

いやいや、もう少し一般向けに話を戻しましょう。

日本人にとっては振袖にショールにVサイン。
ありきたりな風景で、現実と夢、意味と無意味、生と死・・などと考える人はいません。

今日はここまで

 

投稿日: 2017年2月23日 カテゴリー: 成人式

京都での衣装展示会に行ってきました

今年も2月の京都衣装展に行ってきました。
ブライダルを始めとするあらゆる冠婚葬祭用の衣装(和装洋装とも)や関連小物などの見本市です。
大きな展示会場をメインに市内のホテルや催事場、また、自社ショールームなどで2日間、一斉に開催されます。

似たような衣装展は東京でもあるのですが、規模はやはり京都が一番です。
基本的には新作の発表の場です。
でも、現品限りのバーゲン品などもあって、初日の午前中が混み合います。
じつは1月にも、遡れば12月にもあって、誰よりも新作を先にという方はそちらで仕入れる方も少なくありません。
また、3月にも5月にも衣装展はあります。
逆を言えば年中あるのですが、それぞれ展示の中心となる内容や対象の業者が違います。
2月はブライダルから成人式、七五三など、総合的な展示会で、また、明らかに写真館向けに展示している問屋さんも多いようです。

ほんの一部だけご紹介します。

こちらは男子成人式用の衣装です。
上は婚礼の打掛の生地で作ってあります。
羽織というよりは振袖に裃といったオリジナルデザインです。

こちらはご存知「ピコ太郎」風。
いずれも、ご希望に方がいればこちらにお問い合わせください。

こちらは子供ドレスの展示会場にあったもの。
ディスプレーでありながら数量限定の販売品とのこと。
限定品に弱く求めることにしました。
最後だったのか、一対だけの販売だったのかすぐに売約済みの札がかけられてしまいました。

システムに気付いて改めて見てみると、子供ドレスもオリジナルで限定販売でした。
残り5点だったり3点だったり、そうこうしているうちに売約済みの品も出てきました。
時代の変化を肌で感じました。

 

 

投稿日: 2017年2月8日 カテゴリー: 成人式

マニュアルでは対抗できない幅広い表現

成人式の前写しの写真です。
同じ場面のカットを並べてみます。
違いがわかるでしょうか。

まず、表情が違いますよね。
アングルが違う、フレーミングが違うなどという方は相当、感覚が鋭い方だと思います。
でもそれだけでなく、レンズ、絞り、照明器具、また、被写体との距離感、会話などの盛り上げ方なども違っています。

同じ場面なのに全く違う写真になっているのは、狙いとそれなりの工夫があるからです。

どうしても写真館の写真は笑顔のニコパチ写真(ニッコリした時にパチリ)が求められるのですが、笑顔が全てではありません。
お客様の個性や求めに応じて幅広い表現が必要です。

マニュアルを確立してチェーン店展開をしているスタジオもあります。
規模的にも宣伝力でも個々の写真館はなかなか対抗できません。
でも、マニュアル以外の部分では圧倒的に有利なはずです。

サカヰ写真館はそんなスタジオを目指しています。

投稿日: 2017年2月4日 カテゴリー: 成人式

お母さんもおばあちゃんも着物、家族で成人式前写し

成人式の前写しは家族で撮影する場合も結構あります。
今回はお母さんも、おばあちゃんも、着物を着て撮影していただきました。
着物を着ることはそれだけで大きなイベントです。
まして、家族での記念写真。
盛り上がらないわけはありません。

0202IMG_1274

撮影終了後、家族がお互いにスマフォで撮り合っていました。
これが結構盛り上がっていました。
Vサインは序の口で、肩を寄せ合ったり、変顔でちょっとふざけたりして・・。
これはこれで、スタジオ写真とまた違って、楽しい思い出の記念写真になるんだろうなと思いました。

投稿日: 2017年2月3日 カテゴリー: 成人式