京都の衣裳展示会に行ってきました

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2月の京都衣裳展示会

年に数回、京都で業者向けの衣裳展示会が行われています。
中心はブライダルですが成人式の振袖、卒業の着物・袴、また、七五三や子供服なども同時に行われます。
季節によって春物、秋物の違い、また、七五三や振袖は新作発表の時期が微妙に違いますが2月展は総合的で比較的に規模の大きな展示会です。
京都市内の催事場やホテル、自社展示など二日間一斉に行われます。

今回もブライダルドレスやタキシード、成人式振袖、七五三衣裳、また、七五三のご両親の着物、二分の一成人式、十三詣りなどなど発注してきました。

もとより注文するだけなら京都の展示会に行かなくても、カタログや資料、また、ネットでも十分なのですが、やはり、現場の情報量は圧倒的に違います。
長年通っていると写真館の現状が肌で感じることができます。

例えば七五三衣裳の場合

七五三の場合、昔は2月、3月、5月と三回大きな展示会がありました。
七五三は秋がシーズンの時代
衣裳が見込み生産の時代
ブランド衣裳以前の時代です。
どの展示会でも、その後の発注でも十分間に合った時代です。
展示会のメリットは新作の購入よりお買い得品を探すことにありました。

子供写真館の全国展開、そして、ブランド衣裳の登場で一変しました。
新作衣裳の発表の場になり、誰もが一早い購入を目指しました。
写真館的には2月展示会で発注し七五三は春からのスタートです。
衣裳は受注生産へと変化して、2月に発注しないと人気の衣裳は6月以降の納品何てことになってしまいました。
2月の展示会が最高に賑わった時代でした。

前倒し、そして、ピークが過ぎる

それがエスカレートしていきます
一部で新作発表が1月になり、さらには12月になんて話も聞きました。
しかし、過剰な盛り上がりはいずれピークが過ぎます。
そして、現在に至っています。
成人式の振袖も、ブライダル関連も七五三とはまた違う大きな変化をしています。
これもまた現場に立たないと分からない感覚です。

とかなんとか言いながら、じつはそれを口実に半分は観光・・という面もすくなからずなきにしもあらず・・・

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